ご来場ありがとうございました。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

クラリネットの山内です。

先日はEnsemble WITZE 結成10周年記念コンサートにご来場いただき誠にありがとうございました。

フルートの鈴木もなが出演できなくなりピンチな状態でしたが、ピンチヒッターを快く引き受けてくださった大平治世さんのおかげで無事コンサートを開催することができました。

そして、そんな状況で挑んだコンサートを温かく見守ってくださったお客様には大変感謝しております。

WITZEのお客様っていつも温かいなって思います。本当にありがとうございます。

 

さて、コンサートを振り返って見ますと、

今回は16:00と19:00の2公演で、全て違う曲という初めての挑戦でした。

 

ハイドン:ディヴェルティメント
ダンツィ:G-dur op.67-1(有名なg-mollではなくdur )
モーツァルト:ディヴェルティメント4番(トリオダンシュ)
テレマン:パルティータ2番(古楽器)
アゲイ:5つの易しい舞曲
ルフェーブル:組曲

 

ここまでで16:00の部。
その後19:00の部では

 

シュトラウス:こうもりカドリーユ
クルークハルト:木管五重奏曲
イベール:5つの小品
ハラム:ダンス組曲
ピアソラ:タンゴの歴史(打楽器入り!)

 

です。
自分で見てもよくやったな、と思います。。汗

 

ハイドンは自筆譜を元に解釈したものを演奏しましたが、これはバロックに詳しいオーボエの豪くんが率先して解釈を進めてくれました。
豪くんはウインナオーボエやバロックオーボエを使って、各曲の背景に合った楽器を使って演奏していました。リードも運指も音程も違うので、その挑戦は本当に大変だったと思います。ブラボー!
古楽器アンサンブルでもう一人バロックを吹いたファゴットの河府さんもお見事でした。昔からなんでもやれちゃう子でしたが、今も変わらぬ安定感でWITZEのアンサンブルを支えてくれています。
コンサートのMCをしてくれたホルンの鈴木彩さんもアンサンブルを支える大切な存在。なんだかんだやりたいことだらけのメンバーをまとめてくれています。

 

プログラムにも書きましたが、私たちっていろんな面でバランスがいいんだと思います。音楽的にも性格的にも。

 

みんな同じ感性をしていたら統一された音楽ができるかもしれませんが、みんな違っていると最初はぶつかったとしてもそれがあることでいい音楽に発展していくように思います。

 

みんな違ってみんないい

 

まさにこの言葉がぴったりなEnsemble WITZE。

10周年を記念したので、15、20、25、30・・と続いていくといいなと思います。

次の演奏会は決まっていませんが、今後とも応援していただけると幸いです。
この度はありがとうございました。